スパンザウォール

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概要

スパンザウォール工法は、プレキャスト部材と現場打コンクリートを併用した、ハーフプレキャスト・ボックスカルバートです。
本工法はこれまで困難とされていた超大スパン構造や形状、寸法に対して設計の自由度が高いボックスカルバートを実現します。

この工法は4種類の部材で構成されています。

左側壁:底版核内に重心を有した自立構造のプレキャスト製側壁部材
右側壁:底版核内に重心を有した自立構造のプレキャスト製側壁部材
頂 版:型枠兼用のプレキャスト製頂版スラブ+ 現場打コンクリート
底 版:現場打コンクリート

特長

■ コスト縮減
プレキャスト部材と現場打コンクリートの併用により、型枠の大幅な省力化や型枠支保工などの削減が可能となり、工期の短縮にもつながります。

■ 底版構造
現場打ちボックスカルバートと同様のRC構造です。側壁底版との接合部はコンクリートのせん断キーと機械式鉄筋継手から成り、一体打ちした底版と同等の耐力を有しています。

■ 頂版構造
立体トラス筋を有するプレキャスト製頂版スラブを型枠として、その上に配筋・現場打ちコンクリートを打設した合成スラブ構造です。側壁との接合部はフック継手とし、一体打ちと同等の耐力を有しています。

製品写真

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設計条件

設計方法は、現場打コンクリートのBOX カルバートに関する各種設計要項に準じております。

内空水平長     :6~14m程度

土被り厚さ     :4m以下

最小曲率半径    :200m 程度

上載荷重(横断方向):T-25 対応

最大縦断勾配    :8%程度まで

本線交差角     :70°程度まで

 

上記以外の場合は、お問い合わせください。

スパンザウォールのバリエーション

大型構造物を検討していくと、設計・施工上の様々な条件に突き当たります。
それらの条件を解決するため、スパンザウォールに次のバリエーションが生まれました。

spw2

・頂版がオールプレキャストの工期重視タイプ
・頂版と側壁をヒンジ結合とした構造
・頂版をPC部材にすることでさらに長大スパンに対応
・通常の分割方式に比べ頂版の軽量化が図れる
・左右分割施工が可能なL 型側壁+スラブ方式

 

spwzero

・頂版がオールプレキャストの工期重視タイプ
・頂版と側壁は剛結合とした構造
・現場打ち底版部のプレキャスト化も可能
・左右分割施工が可能なL 型側壁+スラブ方式
・L 型側壁にスラブを架け渡すというもともとのSPW

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